外向的な彼に甘え、優しい友達に甘え、大人な先輩方に甘え、甘え倒して苦手なことを一切努力しなくなった結果、28歳にして内向型と自己中が最高潮に達していました。
当時の私はこんな感じでした。同じような方いますか?
- 興味がない話には一切参加しない
- 気まずい沈黙が流れても会話をしようとせず、黙って時が過ぎるのを待つ
- 面白いと思わなければニコリともしない
- どこに行っても自分は楽しませてもらう側と思っていて受け身
- 何か言いたいことがあっても自分からは言い出さず、誰かが気付いてくれるのを待つ
見た目も中身も子供のままで、こんな私のままでは、もう一生新しい彼氏や友達なんてできないんじゃないの?(((( ;゚Д゚)))ガクガク
「人見知りだから…」で許される年齢はもう過ぎた。
遅ればせながら、社会の荒波に揉まれてみようと決心したのです。
見た目の魅力アップのために頑張ったことは次回書きます。
Step1 損得勘定で動くのをやめる
私は人付き合いをするときに、「この人は私に何を与えてくれるだろう?」ということを基準に仲良くするかどうかを決めていました。
とにかくラクして得したい私にとっては、誰かのためにお金や時間を使う=損。
GIVE & TAKE ならぬ TAKE & TAKE
後に本を読んで知ったのですが、こういう人を「テイカー」というそうです。真っ先に自分の利益を優先させ、人から受け取ってばかりで自分からは与えようとしないタイプです。
大切な人のためにお金や時間をかけること、その人が喜ぶ姿を見られること、それで自分自身が満たされること・・・
そんなふうに大切な人を想って過ごす時間に価値があるということに、私が気付いたのは、彼が私の元を去った後でした。
Step2 誘われたら断らない
![](https://manami33.com/wp-content/uploads/2021/08/glasses-919071_1280.jpg)
これをするだけで驚くほど交友関係が広がります。
はっきり言って最初はめちゃくちゃ疲れるし、自分の時間が減るし、出費も増えます。
私は予定が埋まってくるとプレッシャーを感じて気が重くなってしまうタイプで、辛く感じることもありました。
同じような飲み会や会話を繰り返していて、意味があるのかなと思うこともありました。
でも、これが踏ん張りどころ。会話に困ったときは、とにかく笑っておけばなんとかなることが多いです。
何ヶ月か続けてみると、人間関係のキーになる人に出会えると思います。
交友関係が広くて、誰とでもすぐ打ち解けられて、人と人を繋げるのが上手い人です。
私の場合は同僚の女性がそうでした。
例えば、仲良くなりたいけど話すきっかけがない人が社内にいたとして、「〇〇さんと話してみたいな~」と彼女に言うと、どこからか繋がりを作って引き合わせてくれるのです。
このキーパーソンと仲良くなることができた段階で、誘われたら断らない生活を卒業しました。
結局のところ、人付き合いが楽しくできるようになっても、ひとりで静かに過ごす時間が必要な性質は変わりませんでした。
Step3 自分から誘う
交友関係が広がると、「この人とは気が合いそうだな」と感じる人がちらほら現れます。
そういう人を見つけたら、男女関係なく自分から連絡先を聞いて、自分から誘うようにしました。
誰でも自分から誘うより、誘われる方が嬉しいので、誘われ待ちの側が多数派だと思うんです。
そして、お互い誘われ待ちをしていたら一生平行線
「断られたらどうしよう」と悩みだすと前に進めないので、そういうときは相手がOKしやすい誘い方や行き先を考えるようにしました。
これを実行するようになって、お互いの家に行ったり、一緒に旅行したりするような友達が新しくできるようになりました。
Step4 サービスする
サービス精神皆無な私でしたが、努力の甲斐あって「人を喜ばせようとする心」が育ってきました。
飲み会では出し惜しみせず会話を盛り上げることに協力する、
カラオケに行ったら相手の年齢層に合わせた歌を歌う、
楽しませてくれる人には一緒にいて楽しいと直接伝える、
プレゼントをあげる、取り分ける時は良い方を相手に渡す、景色の良い方の席を譲る、、、
みんなこうやって大人になっていくんだなと思いました。
色々やってみて感じたことは、誰かのためにお金や時間を使う=案外自分も楽しい!
真っ先に自分の利益を優先させる「テイカー」より、人に惜しみなく与える「ギバー」の方が、当然みんなに好かれます。
彼がいなくても大丈夫な自分になる
別れる前はあんなに彼に依存していたのに、想像以上に早く立ち直って、想像以上に楽しく生活している自分に気付きます。
ひとりの生活が寂しくないのは、苦手な人付き合いに励んで、自分はひとりじゃないと気付けたからです。