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スーツを着て、笑顔で、自分をアピールするのが、嫌で嫌でしょうがなかった。
みんなと同じように就活に順応できない自分は欠陥があるのだろうと悩みました。
3ヶ月くらいは義務感で就活してみたけど・・・
”あ〜もう無理、やめやめ〜!
大体、大学出たら働かないといけないって誰が決めたんだよ?!”
圧倒的に分の悪い逆ギレにより、私は就活を離脱しました。
当時22歳だった私へ、34歳になった私がアドバイスするとすれば、”難しく考えないでとにかく社会に出てみよ”と言うでしょう。
私が就活を離脱した理由と、後悔について書いていきます。
就活を離脱した理由
就活がバカらしくて耐えられない
企業は自分達を良いように飾り立てて
学生は自己分析で自分を無理矢理に見つけ出して
自分と企業の接点を捻り出してこじ付ける
お互い作り上げた姿で向き合って、この作業に一体なんの意味があるの?
こんな茶番を乗り越えないと就職できないなんて聞いてないわ〜😂
だけど、同級生のほとんどが進むこの道を外れることは勇気がいる。
大学まで行かせてもらったのに就活しないの?
ちゃんと就活すれば正社員になれるのに?
だとしても、無理なものは無理
こんなことを続けるならアルバイトで良いと当時の私は思ったのです。
自己アピールが壊滅的に下手
自分ではない誰かに対して、積極的に何かを伝えようと思うことがない。
別にわかってもらえなくても良いし、認められたい人なんていないから、伝えようとする前から諦めることが多い。
結局のところ、自己アピールが下手なのは伝えようとする気持ちが薄いからだと思います。
面接では必ず自己アピールを求められるし、練習もせず下手なまま本番に臨んで採用してもらえるほど甘くはなかった。
面接に遅刻する
恥ずかしくて友達には秘密にしていますが、面接に遅刻したことやドタキャンしたことが一度ならずありました。
(妹に話したら「大学の評判下げるな」と叱られました。正論)
到着時間から逆算して準備を始めたはずなのに、気が付けば間に合わない時間になっているなんてことが多々・・・
時間に厳しいこの世の中で、遅刻癖は圧倒的に不利。
わかっているけど、時間の見積もりが甘いというか、ぎりぎりまで家にいたい気持ちが治せないのです。
ふるい落とされた私は社会不適合者か
結果として私は、
就活をバカにしてる斜に構えた学生で、
面接官に自分をアピールする気がない学生で、
面接の時間を守れない学生でした。
こんな学生採用したくないわ。
でも、それはただ単に新卒採用の型にハマれなくて、悪い部分が強調されてしまっただけです。
新卒採用での就活は離脱したけど、ちゃんと就職も転職もできました。
難しく考えないでとにかく社会に出てみよ
学生の視点で世の中を斬るのは尚早
学生の頃、私はやりたいこと・やりたくないことがハッキリ分かれていて、かなり限定した就活をしていました。
だけど、今になって思うのは、学生の視点でこねくり回して考えていても、やりたいことなんて実際にやってみないとわからないということ。
難しく考えないでとにかく社会に出てみると、学生時代とは違った視点で世の中が見えるようになります。
就活を離脱後、元々興味のあった業界の求人(未経験OKの契約社員)を偶然見かけて、応募してみたらあっさり採用されたので張り切って働き始めたんですが、
ま〜ブラックで。
キラキラ見えていたのは、私が無知で親に守られていた甘ちゃんだったからです。
反対に、当時は”やりたくない”と思っていた仕事でも、自分がやりたいことにたどり着くための道具になることにも気付きました。
合わなければ転職すれば良いだけ
特別な知識や技能を持っていない場合、未経験から育ててもらえる新卒採用はゴールドカード。
私が就職した企業では社員研修的なものがなかったので、研修制度や福利厚生が整った企業を目指して就活を頑張ってみても良かったなと思うこともあります。
”合わなければ転職すれば良いだけ”ぐらいの軽い気持ちで、深く考えずにできれば良かったんですが。
私と同じように色々と考えてしまうタイプの人は、
職に繋がる技能なり資格なりを学生のうちに習得することを強くお勧めします。
転職した時の話はこちら→内向型女の転職活動 新卒で落ちた企業に潜り込むことに成功
就活が嫌で嫌で仕方ない人へのお勧め本
”就活前に読みたかった〜〜”と思った本。
少しは楽に就活ができたんじゃないかと思うのです。
所詮、就活ってこんなもんだよな。