ズボラ女の快適物件探し 都内で4回引っ越した私が求める条件

私は東京都内で賃貸暮らし12年目、これまで5件の物件に住みました。(半分はひろしと同棲時代)

初めの頃は物件探しで何を重視すれば良いかわからず、実際に住んでから後悔することもありましたが、引越しのたびに条件を追加していき、満足できる部屋に辿り着きました。

今回はズボラな私が快適に一人暮らしを送るために重視した条件について、まとめてみました。

私が物件選びで考えることは主に以下3点です。

  1. 安心できる空間であること
  2. 家事が楽にできること
  3. 通勤ストレスを減らすこと

具体的な条件について、私が重要だと思う順番で書いていきます。

必ずチェックしたいポイント

オートロック、2階以上

オートロックは簡単に侵入できるからセキュリティーとしては意味がない、という人もいます。

でも、誰かが訪ねてきた時に一旦オートロックを挟めるのは安心感があります。いきなり玄関まで来られると、部屋の音や明かりで在宅がバレて居留守も使えませんしね。

そして部屋の階数も安心感に関わってきます。1階は人間も虫も入って来やすいので絶対に避けます。外からベランダが丸見えで洗濯物も干せません。

バストイレ別+浴室乾燥

私は週末にまとめて洗濯して、天気が良ければベランダに干します。雨が降ったからって洗濯を延期すると翌週着る服がありません。天気を気にせず洗濯できるように浴室乾燥は必須です。

ドラム式洗濯機を買って解決する手もありですね。

宅配ボックス

宅配がいつ届くか気にせずに済むので楽です。コンビニでの受け取りもできますが、コンビニで受け取って家まで持ち運ぶのは億劫です。

駅徒歩10分以内

駅が遠いと会社に行く気がなくなります。

ただ、駅に近いほど家賃が高くなるので、時間に余裕を持って行動できるタイプの人は外して良い条件だと思います。

通勤時間と混雑状況

東京で初めて一人暮らしをしたとき、土地勘はないし住みたい街も特にないので、「東京 住んでよかった街ランキング」と検索して1位の高円寺に住むことを決めました。

高円寺はすごく魅力的な街でしたが、よく調べずに決めたので、通勤で地獄を見ることになります。

JR中央線で東京駅方面に乗車すると、通勤ラッシュでは身動きが取れないほど混雑し、駅員が乗客を電車に押し込む光景が日常と化します。

この失敗から次の引っ越しでは以下の条件を追加して生活の質が爆上がりしました。

  • 通勤時間30分以内乗り換えなし
  • 比較的混雑しない沿線(乗車率ランキングに出ている区間は避ける)

最寄駅が地下鉄だとなお良い

これは地味にポイントが高いです。地下鉄は駅に入れば暑さも寒さも雨も関係ない、地獄の通勤を味わった後では、そんな些細なことでも幸せを感じられます。地上駅は電車待ちの間や、乗車中にドアが空いたときに暑かったり、寒かったり、雨が吹き込んできたり不快指数が上がります。

独立洗面台

初めは予算的に断念していた条件ですが、朝の準備が劇的に楽になります。

お風呂の中に洗面台があるタイプだと、スキンケア用品や化粧品、ドライヤー等必要なものをまとめて置いておけないし、歯磨きするのにもイチイチお風呂用のスリッパを履かないと足が濡れる。

独立洗面台のある物件でも、廊下に洗面台があるような変な間取りではなく、ちゃんとドアで区切られていて、洗面台の隣に洗濯機置き場があって脱衣所としても機能する自然な間取りをお勧めします。

ゴミ捨てルール

管理費は少し高くなりますが、いつでも利用OKの敷地内ゴミ捨て場があると余計なことを考えなくて済むので良いです。

余計なこととは、「生ゴミが臭うから魚料理はゴミ出しの前日にしよう」とか、「明日はゴミの日だからお風呂の排水溝を掃除してゴミをまとめないと」とか、そういった諸々のことです。

ちゃんとゴミをまとめて、あとは捨てるだけの状態にしておいても、私の場合朝になって捨て忘れる(起きたら回収時間を過ぎている)ことが3回に1回くらいあり、本当に最悪な気分になります。

壁の厚さ

設備は最新でしっかりした建物に見えても、壁が薄かったり、部屋の配置が良くなかったりして、木造かと思うぐらい隣人の生活音が聞こえることがあります。

壁の薄さは壁をノックすると反響音でがわかるそうなので、内見時に要チェックです。

必須ではないけど、できればチェックしたいポイント

IHコンロ

料理はあんまりしないけど、なんとなくガスコンロ派の人間でした。でも、一度IHコンロの物件に住んでみて、今や断然IH派

まず掃除が圧倒的に楽。吹きこぼれても何があってもウェットティッシュで拭くだけで終了です。

そして一番嬉しいのは電源オフにしておけば調理スペースとして使えること。ガスコンロだと鍋を置くぐらいしかできませんが、食材でも、調味料でも、食器でも、気にせずポイポイ置けるのがIHコンロの良いところです。

今のところ困ったのは、引越し初日にIH対応のフライパンがなくて料理ができなかったことくらいです。

インターネット利用無料

在宅勤務が増えて自宅のネット環境を重視する人は増えていると思います。

Wi-Fiルーター等、個別に契約すると月4,000円くらいはするので、これが家賃に含まれていると考えると、多少予算オーバーの家賃でもありです。

駐輪場無料

駐輪場が有料の物件って結構多いです。自転車を置くだけで月500円とか腹が立ちますよね。

見逃しがちですが、家賃の一部と考えるべきです。

周辺に自然がある

緑のある公園を歩くだけでストレスが軽減されるという研究結果を知っていますか?

私は家から駅までの間に緑道と川があるので、意識して通るようにしています。少し気分が和らぎます。

番外編 あっても使わない設備

追い焚き機能

お風呂は湯船に浸かりたい派なので、追い焚き機能は欲しいと思っていましたが、一人暮らしだといらないです。

湯船にお湯を溜めたままにしておくと、お風呂場が汚れるのが早くて掃除が増えるので、浸かったらすぐ流してしまいます。

洗面台の蛇口のホースが伸びる(ハンドシャワー型)

これは内見で見せられるとテンション上がります。

が、実際のところ洗面台で頭を洗うことなんてないし、使い道がわかりません

どうせなら台所にこの機能が欲しいと思いました。

そして予算と相談

最終的に予算と相談して条件を取捨選択する必要があります。

私の感覚ですが、ここにあげた条件をすべて兼ね備えた物件は、1Kで家賃+管理費月9万円程度〜になると思います。(都心の職場まで30分以内の想定)

現在の私の住まいは、部屋とクローゼットの広さも条件に入れた結果、予算内で物件が見つからず、敷地内ゴミ捨て場を諦めました。

そして内見時には気付かなかったのですが、壁が薄いです。新築物件で管理会社も有名な会社だったので油断しました。今のところ隣人がほとんど家にいないお陰で快適に過ごせてます。

物件探しは周到に、快適物件を見つけてズボラ生活を満喫しましょう!

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