インド女一人旅①ひとりで行くのは危ない?

2019年のゴールデンウィーク、私はひとりインドへ向かった。

職場の上司からは「なんでひとりでそんなとこ行くの?!危ないからやめてよ〜」と大げさに心配されました。

私だって一緒に行ってくれる相手がいるなら誘ってますよ😭

気軽に”インド行かない?”なんて誘える相手なんて見当たらないんだから仕方がない。

学生時代にインドへ行った友達が帰国するなり「あいつら全員嘘つき」と憤慨していたのを思い出す。

旅人を騙してお金を稼ぐのは万国共通。

きっとインド人にかかれば日本人を騙すことなど朝飯前である。

私の場合は特に危険な目に遭わずに帰って来れたけど、それにはある程度対策が必要でした。

客引きを黙らせる方法

インドの客引きは恐ろしく諦めが悪い。

彼らも生活がかかっているから必死なのでしょうが、だからと言ってこちらが哀れみや優しさを見せればカモにされてしまいます。

海外に来たら自分の身とお金は自分で守らなければならない。

インドに滞在した1週間、私と客引きインド人との攻防は続きました。

私が実践した客引き対策を紹介します。

対策1:無視する

初めのうちは話しかけてくる客引きに「いらない」と意思表示をしていたものの、それでも諦めずに着いてくるので、相手にするのも疲れて完全に無視することにしました。

ただ、一切目を合わせなくても、全くめげずに着いてくるので無視しても意味はありませんでした・・・

対策2:イヤホンをつける

次に試したのが、イヤホンをつけて話しかけても聞こえないと思わせる方法です。

これはある程度効果があったんですが、なんとイヤホンを引っ張って外してくるという強者に遭遇しました。

まったく、舐められたものです。

もし私が白人で男性なら、こんなことはしてこないと思うんです。

私が女で、日本人で、騙せそうで、失礼なことをしても文句を言わなさそうで、体力的にも勝てそうだからやってくるんだろ!

と内心怒っていたところ、その人が言いました。

Hey,miss!〇〇に行くんでしょ?入口はあっち、通り過ぎてるよ

・・・・・・・・・・

良く見たら名札も付けてるし、案内役のスタッフでした。

インドにいるとついつい疑ってかかる癖がついてしまいます。

さすがにイヤホンを外してくる客引きはいませんでしたが、お構いなく大声で話してくる人はたくさんいました。

対策3:日本語で捲し立てる

しつこい客引き達を相手にしていると、温厚な私も段々と腹が立ってきました。

一体どうしたらこの人たちは黙ってくれるんだ・・・

考えた結果、話しかけてくるインド人を超える勢いで日本語を喋るという対策を思いつきました。

客引きが話しかけてきたら、すかさず「うんうんうん、へ〜そうなんだ〜」と被せて言うのだ。

これにはインド人も気分を害するらしく、顔をしかめていた。

ストレスも発散できるし一石二鳥✨(なんか性格悪くなってない?)

”やった!これでついに客引きから解放される!”とワクワクで何人かに試したところ、言い返してくる人が。

Your attitude is bad(あんた態度悪いな)
・・・こっちのセリフですが

不本意ながらも、キレたインド人に襲われても困るし、身の安全のためにこの方法は封印することにした。

対策4:Leave me aloneと繰り返す

”もうほっといて〜”と心の底から思っていたので、そのまま口に出すことにした。

何を言ってきても「Leave me alone」と繰り返すことが、結局時間もエネルギーも一番節約できる方法でした。

それに気付いた時には、インドに来てから5日経っていた。

道に迷ったとき、信じられるのはGoogleマップだけ

道に迷っているとき、いかにも親切そうに声をかけてくる人がいるが、騙されてはいけない。

これは私が実際に会ったインド人とのやり取りです。

どこに行きたいの?外国人窓口なら反対方だよ!
こっちであってるはずだけど・・・
(地図を見せる)
あ〜この地図の情報は古いよ!別の場所に移転してるから、僕が案内してあげる!follow me✨
いや、自分で行けるから大丈夫!
じゃあ地図を書いてあげるから、嘘だと思うならここに行ってみて👍

渡された手書きの地図を無視してGoogleマップに従った結果、ちゃんと目的地に辿り着いた。

やっぱり嘘つきか、何が”follow me✨”だ。

行きたい場所が決まっている場合は、惑わされないようによく予習しておきましょう。

ちなみに、私はGoogleマップで辿り着けないときは、仕事中の店員さんか男女連れの女性の方に尋ねるようにしています。

お金を持っていそうな格好をしない

ツアーガイドが付いているなら別でしょうが、個人旅行なら、お金を持っていそうな格好をしないことが重要だと思います。

日本人は肌の色や体型が違うので、いるだけで目立ちます。

そんな状態でブランド品を身につけて歩くのは、”ここにカモがいますよ〜”と言い回ってるようなもの。

着飾ってもどうせ汗や埃で汚れるし、私は最悪捨てても良いと思えるぐらいのプチプララインナップで過ごしました。

タクシーは宿で手配してもらう

海外のタクシーにはいつも悩まされる。

全世界メーター制にしてほしいと切に願います。

なんとなく相場は調べていても、こちらの足もとを見て吹っ掛けてくるドライバーは多い。

宿で手配してもらえば割とちゃんとしたタクシーがやってくるので、道端や駅前で群がってくるタクシードライバーには捕まらない方が身のためです。

カオスでホットな国、インド

客引きや嘘つきとの攻防も旅のスパイスとして、”思いどおりにならないから楽しい”カオスでホットな国、インド。

道をふさぐ牛や、サリーの美しい色彩、立ち込める埃とゴミの臭いと、上流に行くと色が変わるガンジス川。

”インドに行くと人生観が変わる”なんて話をよく聞くけど、確かに日本とかけ離れた世界を見て感じることはありました。

興味があるなら、体力のあるうちに行くことをお勧めします。

女ひとりでもちゃんと気を付けていれば大丈夫!!

お勧めスポットなどこれからご紹介していきます。

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